調整

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     お久しぶりです。

    あっという間に1月が終わりもう2月。

    1月はめまぐるしく修理に追われ気づくと2月。


    なんですが、1月とは打って変わって

    2月に入ってからは何となく暇。

    取引のある楽器店さんも口を揃えて「2月は、、、暇です」と。

    どの業種でもそんな話を聞きますが


    ま、それはそれ!


    で、今回は

    よく聞かれることなのですが

    「ギターの調整って自分でも出来ないものなのですか?」

    答えは「出来ます」 ですが、どの程度の調整かということです。


    ネック調整(トラスロッドによる調整)や弦高調整はレンチさえあれば

    出来ることです。

    しかし正解が解らず調整しても良い状態には辿り着けません。

    当然ネックの状態やナットの高さが決まらないとブリッジ弦高をいじっても

    ビリついたり適正な弦高にならない。

    トータルで見てそのギターの固体に合った調整というものが必要なのです。


    で、正解って?てなりますがこれもかなり幅広く

    そのギター、弾き手のスタイル、奏法、機材とさまざまな要素で違ってきます。

    しかし、買った時の状態が最善ということも無く

    新品でも調整が必要なものもあります。

    やはり弾き込んでいって、そのギターを把握して、ここが変とか

    ここが弾きにくいとかを見つけ状態を知ることが調整への近道なのですが。

    そこがわかれば、例えば1〜2フレット弾き辛いなぁとなればナット高が高かったり

    弦高は良いのに ローポジションでのコードストロークでビリつくなぁ

    となればネックが逆反ってたり。でこれ位戻せばビリつきがとれて

    快適な状態になるなぁとかが解ってくれば自ずと

    ある程度の調整は出来るでしょう。


    しかし、ギターにはいろんな要素、くせ、構造的問題などが絡み合い

    一筋縄ではいきません。

    やはり一度プロに任せて調整してもらい正解を知るのが

    一番の近道かと。

    うちでも基本調整を受け付けています。

    気になる方は是非

     myssteryguitars@gmail.com まで。











    Spector NS-5

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      夏の仕事ということで もう一本

      依頼内容はベースのネック製作。

      SpectorのUSシリーズ5弦で35”スケールなのですが

      依頼は33”スケールで作って欲しいとのこと。

      スケールが変わるとジョイント位置の割り出しとかいろいろ頭を使うのです。

      ボディのネックポケットザグリに合わせて幅も決めないといけないし。

      少しでも位置や寸法が違うと全てが台無しになるので
      慎重に割り出します。



      まずは材の罫書きから。


      寸法を割り出すとあとは進めていくだけなのですが

      今回の33インチというのがくせもので

      いつも材を仕入れる業者も33インチスケールの溝は切れないとのこと。

      他をあたっても駄目で・・・


      結局自分でフレット溝を引くことに。




      あとはいつものネック製作と同じ。


      せっかく作り直すのだから全くのコピーじゃなく

      不安要素のある箇所をアレンジしてつくります。

      ネックのボリュートとか

      ネック厚とか。



      ネックの長さの違い


      5cmくらい違います。




      Spector特有の3Dなジョイント部付近の形状も再現。

      縦(ネック方向)のみのカーブかと思いきや
      横方向にもRがついてます。
      さすがSpector。

      塗装は薄いサテンフィニッシュ。
      するするで弾き易い。




      完成


      35インチのネックに比べるとテンションもゆるいのですが

      かなり弾きやすい。


      細部にこだわったので音の立ち上がりもよく

      5弦B音も思ったよりクリア。

      かなりハイエンドなベースに生まれ変わりました。


      既存のギターに対してのネック、ボディの製作も承ってます。

      希望の方は是非相談を

      myssteryguitars@gmail.com 













      夏の仕事

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         この夏はアコギ修理がかなり多かったです。

        そんななか大掛かりな修理も数本あり

        面白い改造もしました。

        もうFB等でご存知の方も多いかもしれませんが

        ぎんじねこ氏のFenderストラト。

        依頼はフレット交換、ブリッジ交換、電気まわりオーバーホール等



        まずはレット廻り


        かなり使い込まれてフレットもかなり磨耗してます。

        ジャンボフレットに打ち替えナットも牛骨に交換。



        ペグもクルーソンタイプからシャーラー製に。

        ネックの感触もスルスルした薄いつや消しにリフィニッシュ。



        ヘッドもそれにあわせてつや消しの塗装に。


        電装系もすっきりとマスターVoとマスタートーンに。

        もともとリアにスタックコイルのピックアップがついてて

        これがなかなか良い。シングル感を残しながらもノイズが少ない。

        配線材も交換してさらに抜けの良いサウンドに。



        今回一番の問題だったブリッジ。

        なぜかOldピッチのシンクロが付いてて

        弦が指板からはみ出すという状態だったので当然交換です。


        自分が使ったものでもかなり信頼度が高いGotoh製。


        少しザグリを加えてマウントします。

        でこんな感じに




        フレットがジャンボなのとネックの薄い塗装により

        かなり弾き易くなりました。

        音も前述のとおりストラトの抜けを残しつつパワー感がある音です。

        激しくアーミングしてもチューニングは安定しています。

        よくありがちなブリッジが戻りきらなくアーミング後チューニングが戻らないという事も無く。

        うまい具合にまとまったのではないでしょうか。


        今回の改造は施工箇所も多く

        オリジナルの状態とは全く別物くらいになりましたが

        リフレットのみとか電装系の改造のみとか

        個別で手を加えただけでもかなりキャラクターが変わってきます。

        興味のある人はぜひ!

        myssteryguitars@gmail.com まで








        ライヴや修理や

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          しかし暑い。

          この暑さで思考回路もショート気味でして。

          仕事も思うようにはかどりません。

          すすむのは家に帰ってきてからのビールだけ。

          次の日全て汗になるので余計に疲れて。

          なこの頃ですが。


          暑い3連休の最終日に

          家族やカップルで賑わうお台場に

          怒髪天のライヴを見にいってきました。

          初めての怒髪天、かなりスカッとしました。

          おじさんパワー(本人達がそう言ってるので)さすがでした。

          シンプルなセッティングの妙といいますか、かなり届きやすい音でして。

          ストラトとFenderアンプ(Super sonic?)の組み合わせいいなぁと

          ちょっと欲しくなりました。


          で、話は変わりますが

          最近多い改造。

          Gibson のアジャスタブルブリッジにThinLineタイプのPUをつけたい人にお勧め。


          簡単にオリジナルのブリッジに戻せて一石二鳥?

          まったく同じ改造をこの数週間で2本も。

          2本ともLR BaggsのAnthemを組み込みました。

          このAnthemピエゾとマイクをミックスするタイプで

          音のボリューム感(質感)やコントロールしやすさ、かなりいいです。


          ご用命の際はメールを

          myssteryguitars@gmail.com









          片付け

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             GW前に修理の仕事がひと段落したので

            工房を片付けようと思ってたのですが。

            作りかけのこれ

            が気になり(余計な場所もとってるし)作ることに。

            後はパーツを組み込み、ピックガードをつくって完成だったのですが

            パーツのチョイスを迷ったり、発注が遅れたり、タイミングがあわず

            ほぼ一年放置してました。

            で、作ってみるとこれが かわいい!



            小さいですがしっかりしたセットネック構造



            3/4サイズのボディーにGibsonスケールのネック。


            ヘッドは3:3ペグのVスタイル。



            PUはDuncan SethLover X2
            と一丁前の仕様です。

            非売品なのでとりあえずは私物ですが問い合わせがあれば・・・









            ぴったり感

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              かなり久しぶりの更新になりました。

              気づくともう花見のシーズンですが・・・
              いかがお過ごしでしょうか?


              うちはバタバタと修理や製作に勤しんでおりました。


              思えばここ数週間、木を埋めるという作業が多かった。

              穴の開いたアコギのバックとか

              部分埋め木をしてタッチアップして直します。

              修理後

              ストラップピン抜けとか




              ぴったり埋めるのがポイント。

              ぴったりといえば

              製作中のギター。

              ジョイントのぴったり感。


              こういうとこが音に作用するんですねぇ。

              で順調に進行中。



              多分今月中旬には仕上がると思います。


              今回、このギターのポイントは

              少し重量のあるアッシュを使用し、腰のある音を狙ってます。

              軽い材はよく鳴るのですが何か音の芯の部分が弱い感じがあるので

              今回は重めで。

              逆にネック材は少し軽め。ネック鳴りとボディ鳴りのバランスを考えた結果です。

              グリップは中太で心地よい握りです。


              PUは3つ。フロント、ミドルにTV Jones、リアは決まってません。



              気になる人はメールで問い合わせを!

              myssteryguitars@gmail.com







              最近

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                 ここ最近は

                木屑にまみれたり


                アップライトベースに机を占拠されたり


                修理に追われたりとバタバタとしていましたが

                製作中の例のギターも進行中です。



                この後細かい箇所を整え

                ネック廻りを仕上げて塗装です。

                4月にはお披露目できそうです。



                ギター 修理 フレット交換

                0
                   ギター修理のなかでも

                  もっとも効果が大きいのがフレット交換。

                  指板状態を整えフレットを新たに打ち直すことにより

                  新品の状態以上に。

                  今後の状態変化や弦のテンションを考慮し指板の調整をおこなうので

                  弦高も自由に下げられます。








                  もちろんフレットサイズも選べます。

                  料金はセットネック y42000〜
                  ボルトオン y36000〜

                  指板調整 ナット調整、セットアップ込みです。

                  この機会にいかがでしょうか。

                  問い合わせ myssteryguitars@gmail.com






                  ギター 修理

                  0
                     先日某楽器店から修理依頼をいただいた

                    Gibson ES175。

                    依頼内容は

                    ナット交換と
                    テールピースのセンターずれ。

                    テールピースが1弦側に寄ってとりつけられてるため
                    ブリッジが1弦側に引っ張られるという、新品なのに・・・


                    まずは元のテールピースねじ穴を埋めて


                    ビス穴にぴったり合うように埋め木を作ります。

                    うちでは大体の場合メイプルで作ります。

                    ぴったりだと打ち込むときの音が違います。

                    少しでも隙間が出来ると、新たなねじ穴が元位置にかぶったとき
                    ねじ穴が広がるという地味に面倒な事態になります。


                    でテールピースの位置を確認して取り付け。


                    ナット交換
                    ナットも牛骨で作り直し、


                    今回はナットの弦間に指定があったのでそれにあわせて溝をつけます。

                    ナットは音や操作性に影響する大事なとこ。

                    こだわる人も多いのです。


                    新品のギターでもこういうケースはよくあること。

                    特に大量生産の現場ではいちいちパーツの位置決めを確認しながらというのは無理。

                    大体の場合テンプレートで合わせるためこういうことが起こるんですね。


                    ま、Gibsonの場合はそういうお茶目なとこも魅力のひとつ。

                    自分のギターも気になるという人は相談下さい。

                    myssteryguitars@gmail.com まで。


                    あと、facebookのほうでもブログにはUPしない写真とか掲載してます。

                    チェックしてみてください!









                    ギター修理

                    0
                       おかげさまで修理依頼いただく取引楽器店や個人のお客様から

                      高い評価をいただいています。

                      が、評価が高いのと工房運営が安泰なのは別。

                      まだまだうちに関する認知度が低いというのが実のところ。

                      もし周りにギターを弾く友人とかいたら教えてあげてください!


                      んで、この前ぼんやりと計算してみたのですが

                      自分は2月末でこの仕事18年目となるのです。

                      某メーカーの仕事をしてた頃はだいたい毎月40本くらい

                      すくなくとも35本は修理してたので年間420本

                      で16年勤めてたので420X16=6720

                      約7000本の修理をしたのかぁと思うとちょっと感動(涙)

                      かなりいろんな修理をしたなぁと思い返していました。


                      そんななか一番多いケースが弦高が高くて弾きづらいというもの。

                      アコースティックギターの弦高はとかく高くなりやすい。

                      というのも弦の張力が強く、ネックに影響しやすいとか

                      トップが引っ張られ、持ち上げられて弦高が上がるなど原因はいろいろ

                      ですが、もともとのメーカー出荷時の調整不足というのも多い。


                      先日預かったギター、依頼主は
                      「もう少し弦高を下げたい」とのこと。

                      預かった時点での弦高6弦ー2.2mm 1弦ー1.8mm

                      とアコースティックとしては標準よりちょっと低い。

                      さらに落としてほしいという注文なので

                      ネック調整後、ナット溝を削りナット高の設定もかなり低目に。


                      でサドルを少し削り6弦ー1.8mm 1弦ー1.2mmとエレキギターと同じくらいに

                      ここまで落とすと多少のフレットのガタツキも顕著にビりつきになってしまい

                      通常はフレットすり合わせを要するのですが

                      今回は見事パス。フレット状態が良かったのでほぼビリツキなし!

                      ちょっと写真だと撮影角度の問題で高くみえますが

                      実際は相当の低さ!

                      弾き心地も最高。

                      まず変に力入れなくても弾ける感覚....エレキに近い!

                      たった0.数ミリで激変するのです。

                      今回のはネック、ナット、サドル調整プラス各部チェックで6000円!


                      自分のアコースティック弾きづらいなぁと思ってる人はぜひ!

                      myssteryguitars@gmail.com まで



                      ただしネック状態、フレットの状態によってはここまで出来ないものもありますし
                      別途修理を要することもあります。 一度相談ください!






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