ギター修理
おかげさまで修理依頼いただく取引楽器店や個人のお客様から
高い評価をいただいています。
が、評価が高いのと工房運営が安泰なのは別。
まだまだうちに関する認知度が低いというのが実のところ。
もし周りにギターを弾く友人とかいたら教えてあげてください!
んで、この前ぼんやりと計算してみたのですが
自分は2月末でこの仕事18年目となるのです。
某メーカーの仕事をしてた頃はだいたい毎月40本くらい
すくなくとも35本は修理してたので年間420本
で16年勤めてたので420X16=6720
約7000本の修理をしたのかぁと思うとちょっと感動(涙)
かなりいろんな修理をしたなぁと思い返していました。
そんななか一番多いケースが弦高が高くて弾きづらいというもの。
アコースティックギターの弦高はとかく高くなりやすい。
というのも弦の張力が強く、ネックに影響しやすいとか
トップが引っ張られ、持ち上げられて弦高が上がるなど原因はいろいろ
ですが、もともとのメーカー出荷時の調整不足というのも多い。
先日預かったギター、依頼主は
「もう少し弦高を下げたい」とのこと。
預かった時点での弦高6弦ー2.2mm 1弦ー1.8mm
とアコースティックとしては標準よりちょっと低い。
さらに落としてほしいという注文なので
ネック調整後、ナット溝を削りナット高の設定もかなり低目に。
でサドルを少し削り6弦ー1.8mm 1弦ー1.2mmとエレキギターと同じくらいに
ここまで落とすと多少のフレットのガタツキも顕著にビりつきになってしまい
通常はフレットすり合わせを要するのですが
今回は見事パス。フレット状態が良かったのでほぼビリツキなし!
で
ちょっと写真だと撮影角度の問題で高くみえますが
実際は相当の低さ!
弾き心地も最高。
まず変に力入れなくても弾ける感覚....エレキに近い!
たった0.数ミリで激変するのです。
今回のはネック、ナット、サドル調整プラス各部チェックで6000円!
自分のアコースティック弾きづらいなぁと思ってる人はぜひ!
myssteryguitars@gmail.com まで
ただしネック状態、フレットの状態によってはここまで出来ないものもありますし
別途修理を要することもあります。 一度相談ください!
- 2012.02.10 Friday
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- 10:16
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